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競技の踊りとデモの踊り。。。

石川です。

コンペシーズンからパーティーシーズンへ入ってきますね。

今回は競技(コンペ)の踊りとデモの踊りの違いを考えてみます。

今回は私の考えであって選手(先生)によって違うかもしれません。

まずどちらも一生懸命踊ります(笑)

ただ気をつけるポイントが違うということ。

コンペの場合はチャレンジであり自分たちの可能性を見せようと心がけています。

より速く、より大きく、より滑らかに・・・アグレッシブに踊る感じが強い。

デモの場合は完成度を高める、表現力や芸術性も意識します。

曲もわかっているので音楽との一体感も重要です。

例えばミス(ふらつき)などがあったとします。

コンペならちょっとくらいOK、それよりも思い切り踊ることが大切。

デモではちょっとしたミスも目立ちますので悔しい失敗となります。

一生懸命踊るのですが意識の割り振りが違うといえばいいのかな。

単純にいえば、コンペは技術系7割:芸術性3割、デモは技術系3割:芸術性7割、みたいな感じ。

ハッキリいってコンペのときは視線があちこち(周りに他の選手もいるので)でも大きな問題ではない。

でもデモのときに視線があちこちしてたらクオリティが下がりますよね。

集中して二人の世界に没入しないと良いダンスにならないと思います。

表情はどちらのときも大切ですが、デモのほうがより重要になってきます。

身体が同じ動きをしても渋い顔で踊るか、笑顔で踊るかで印象は大きく変わってくるでしょう。

細かく考えればもっといろいろな違いがあると思いますが、今回は簡単にここまでにしておきます。

コンペはチャレンジ、デモは完成度。

皆さんも心がけてみてください。

それでは、また。。。

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