石川です。
練習場で動画を撮る人っていますよね(撮影可の場合)
もちろん自分のためであって、他の人も映っている場合SNS等のアップはやめましょう。
その自分のためもどれくらい効果があるのでしょう?
先生に言われたことができているかのチェックや、
自分のイメージと現実のギャップを把握する等、これらは良いと思います。
私は以前から言っていますが、たまにならよいが頻繁に撮るのはよくないと思う。
それは自分のよくない踊りを見慣れてしまうため。
最初に見たときはあまりのデキの悪さにビックリするモンです(笑)
しかし毎回のように見てると、それほど悪くないように見えてくる。
脳が勝手に補完していくのです。
暗闇から突然明るいところにでるとまぶしくて全然見えない。
でもしばらくすると慣れてきて普通に見えるようになる。
別に明るさが変わったわけではないのに目が慣れてくるのです。
またできないことができるようになるため、と思っている人もいるかもしれません。
しかし自分で見ても、自分の知っていること以上のことはわからないのです。
動画を見るだけでどんどんうまくなったら先生はいりません。
自分の知らないこと、わからないことを教えてくれるのが先生。
その先生にも先生がいるはずです。
先生なんだから自分の動画をみて自分で直せばいいじゃん、と思うかもしれませんがそれはできないのです。
さきほど言ったように自分の知識を自分で越えられないから。
なので先生にも先生が必要ってことになります。
他にも主観を撮影映像で客観的にみる役目もあると思うのですが、
これもある程度の効果はあるものの、やはりどこか主観が入ってしまうものですね。
例えばすごく難しいステップがうまくできていなかったとしても、
これは難しいから多少できていなくても仕方ない、とか(笑)
ちなみに私は動画撮影を否定しているわけではありません。
新しい足型を覚えるためや、たまに撮影して現実を把握するにはよいと思います。
まあ問題は使い方次第ってことでしょうか。
決してパートナーのアラ探しのために動画撮影をしないようにしましょう(笑)
それでは、また。。。