サイトアイコン イシカワヒロユキダンススダジオ・blog

「理由もわからず頑張れない」。。。

石川です。
誰かが言った・・・「理由もわからず頑張れない」

確かにただ「頑張れ、頑張れ…」言っても理由もなくそんなに頑張れるモノでもないでしょう。
コレは生活の中でもダンスでも同じではないでしょうか?

だいたいの先生は生徒さんに頑張ってもらいたいと思っているはずです。
が、実際に生徒さんはどれだけ頑張っている?

先生はわかっています、あーたいして練習してないなー…
この場合いけないのは練習していない生徒さんなのでしょうか?

私はレッスンでコレを感じたとき自分を責めます(心の中で)
自分で率先して練習したくなるようなことが教えられなかった、のだと。

幸いうちの生徒さんは多くのかたがよく練習してくれます(←全員とは言ってないぞ!)
ではなぜ練習してくれるのでしょう?

多分それはただやることを言うだけではなく、その意味や理由を説明しているからだと思っています。
なぜやるのか、どうやるのか?やったらどういう効果があるのか?

ダンスの先生は結果だけ教えている先生が多いように思います。
ラテン「ニューヨーク?手は上げて!」と言われ上げている人がほとんどなんじゃない?

なぜ上げるのか、意味や仕組みを考えたことある?
みんなが上げてるから、先生に言われたから、じゃダメなんです。

ちゃんと自分でその意義を知らないと表面だけのうすっぺらダンスになってしまいます。
それらをちゃんと説明してあげれば「そうか、だから上がるのか!」となり意味を理解して練習してくれます。

ボールルーム「カウント2でネック右ね」
なぜ、意味は?理由は?

このように覚えてはいけません。
先生は結果的に右を向くことを知っていまが、その説明をもっとしなきゃいけないし、生徒さんに理解させないといけない。

また説明していても生徒さんが理解していなければ意味はない。
先生的自己満足レッスンになってはいけないです。

必ずしも正しく説明しなくてもよくて、生徒さんがなるほど、と理解してくれることが大切。
そもそもダンスの正解なんてそのときのレベルで全然変わってきますから。

上手くなりたきゃ練習するしかない。
上手くさせたきゃ練習させるしかない。

これが先述の言葉に繋がってきます。
生徒さんは「理由もわからず頑張れない」と。

ダンス以外、普段の生活の中でも皆さん頑張っていると思います。
でもそれは、「なぜ頑張るのか」「頑張ってどうなりたいのか」その理由がわかっているからではないでしょうか。

人間が頑張る(頑張らせる)には明確な意味や理由があったほうが良いということ。
成功体験でもよく、「イメージを持つ」や「ビジョンを描く」など聞きますよね。

自分のダンスの理想形、イメージを持ってそれに向かって頑張ってください。
それでは、また。。。

モバイルバージョンを終了