石川です。
ダンスをうまく踊るためには、いろいろなことを意識する必要があります。
姿勢は正しいか、形はきれいか、動きはどうだ、音は、リード&フォローは…
それこそ細かいところまで考えれば無数にあると言ってもいい。
それらを練習によって習得していく。
例えばきれいなアームワークを身につけたいとする。
はじめはゆっくり正しくできるように意識して練習する。
それをひたすら繰り返し、繰り返し練習して身につけていく。
だんだん意識しなくても正しくできるようになっていく。
そう、意識する→繰り返す→無意識でもできる、になっていくのです。
そうしたら今度はムーブメントを意識する、、、と違うところに進んでいきます。
これらをひたすら繰り返しうまくなっていくのです!
意識するところには優先順位があります。
それはよく使うところから、です。
例えば姿勢、ほぼすべての種目に通用します。
フットワークとかフリーアーム、ムーブメントにも同じことがいえます。
逆にステップの練習、これは上達のためにはあまり効果的ではありません。
いろいろなステップができてもそれを見て「うまい!」とはいいませんから。
基本的なことを意識→無意識に昇華させていきましょう!
・・・・・・と、今までは思っていたのですが…
最近さらにその先のことに気づきました。
自分のことなのですが、無意識でやっていることは意識的ではない。
無意識でできるのでナチュラルに見える良さはあるのですが、それはつまらなくもあるのです。
デモならともかく競技となるとなおさらです。
なにかをわざとやる!くらいじゃないとおもしろくない。
いいかたを変えると、100%じゃダメで、120%が欲しいのです!
そのためには無意識でやっていることを意識的にやる!なのです。
おもしろいですね。
意識→繰り返し→無意識→→→意識的にやる、となりました(笑)
ダンスの世界は奥深い、進んでも進んでも先がある。
だからおもしろいんだけどね。
それでは、また。。