石川です。
今回は過去記事ピックアップ。
「年のせいにするな。。。」(2009年2月18日)
今回のテーマは「年のせいにするな」です。
よくレッスンをしていると、
「先生の言っていることは分かるんだけど身体がねぇ~」
「もうちょっと若かったらできたかもねぇ~」
「先生も今にわかるわよぉ~」・・・こんな感じ、よくあります。
気持ちはわかります、でもそれを言ってちゃいけないのです!
できないことを「年のせいにする」のはよくないことです。
実際にそうなのかもしれませんね。
若いときはもっと自分の思い通りに動けたのでしょう。
でも問題なのは、今現在、そしてこれからです!
過去を振り返っても若返りはしないですよー。
「10年前ならできた」と言っている人は10年前にも、
「あと5年早かったら…」と言ってるかもしれません。
誕生日を迎え、また一つ年をとってしまったとしても…
「若い時はもっと…」の気持ちはありますが振り返りません。
だって戻りたくても戻れないんだもん。
なら抵抗するべし!
なるべく衰えないよーに。
トレーニングで身体は若返りますよ。(ある程度?)
あとダンスで言うなら、若いときと違ったアプローチの仕方があります。
若いときは失敗を恐れず勢いにまかせてガンガン攻めていく!
ベテランになったらテクニックや完成度、表現などで魅せる。
逆に若いときにできなかったことができるようになるのです。
年をとるのはなにも悪いことばかりじゃない!
っと思うようにしています。
大切なのは「今何ができるか?」
「果たしてそれが自分の精一杯か?」
自分に問いかけてみてください。
頑張りかたは人それぞれ、環境、状況、いろいろ関係してきますね。
いいのです、人と比較しなくても、「ライバルはいつも今の自分」
これなら10年前と勝負しなくて済みますね。
ダンスをされるかたで高齢なかたが多いのも事実。
でも年をとっていることを悪いことのように言わないで欲しいのです!
誰にでも若いときがあり、誰でも平等に年をとっていくのです。
一生懸命生きた積み重ねで今がある、素晴らしいことです!
昔聞いた中島みゆきさんの歌、強烈に覚えています。
「♪年をとるのは素敵なことです、そうじゃないです~か~…♪」
忘れっぽいのも悪いことばかりじゃない、
確かにそうだけど・・・覚えることは覚えよう!
みなさんもダンスライフを楽しむため、
年のせいにせず、「頑張ればなんとかなる!」と思ってやっていきましょう!
それでは、また。。