石川です。
今回は過去記事ピックアップ。
「好まれる踊り」(2009年3月11日)
今回のタイトルは「好まれる踊り」です。
どうしたら多くの審査員に好まれる踊りになるのでしょう。
競技会で良い成績を収めるには、より多くの審査員に好まれなければいけませんね。
今回はそのポイントを簡単に説明します。
まず、単純に技術的なレベルが高い事。
タイミングをクリアにし、しっかりストレッチされたライン、身体全体を使った途切れないムーブメントなどは基本です。
さらに、各種目の特徴を押さえ、踊り分けないといけません。
チャチャのスピード感、サンバの躍動感、ルンバのしなやかさなど…
この辺はどの審査員の見方も大差ないと思います。
今回はもう一歩踏み込んで考えてみます。
それは「好み」の問題です。
人間が評価する場合、どうしてもこれが関係してきます。
プロが競技会で踊っているのはバリエーションです。
多くの選手はそのバリエーションの練習量が多い事でしょう。
でも私達はベーシックの練習量が多い方だと思います。
これが多くの審査員に好まれるために必要な事だと思っているからです!
バリエーションの練習だけしている選手の場合、審査員の好みで評価が大きく左右されやすいです。
踊りを見ればその選手が普段どんな練習をしているか分かります(立ち方や足元を見れば一発で分かりますね)
これはプロだけでなくアマチュア戦も一緒です(バリエーションの練習ばっかりの人、多いんじゃない?)
バリエーションが上手いからいいじゃないか、と言う審査員と、ベーシックが甘いからダメ、と言う審査員がいます。
要するにバリエーションの練習が多い人は競技結果にムラが出やすいって事です(アマチュアの場合、前回決勝、今回は一次予選落ち、なんて事も…)
ベーシックをしっかり練習している人は結果にバラつきが出にくい。
だってベーシックが上手いのを嫌がる審査員はいないから。
この重要度をもっと多くの人が理解するべきですねー。
結論、多くの審査員に好まれるにはベーシックの練習をしっかりする事!
当たり前の事でスミマセン、でもこれが一番だと思います。
ただ、ベーシックの練習しかしていない人、これもダメです。
両方大切、バランス良く練習するのが早い上達の秘訣です!
みなさんもバランス良く練習して下さい。。。