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石川です。
今回は過去記事ピックアップ。
「滑る、滑らない?。。。」(2009年6月8日)
今回のタイトルは「滑る、滑らない?」です。
踊る時にフロアの状態によって色々ありますね。
コンペの場所で床も色々、ホテルは板を敷きつめます。
体育館の場合もあるし、ピータイルなんて事も…
それぞれ床の状態は違います。
ツルツルの時、ベタベタの時…
それでもいつもと同じ様に踊りたいですよね。
どうしたらいいのでしょう?
よくいるんだよね、「床がダメで踊りにくかった」
「このダンスシューズ古いから…」
確かにダンスシューズの問題もあるかもしれません。
新しい物は滑りにくく、古い物は滑りやすいですね。
しかし、一番の問題は、踊り方!
上手い人は滑る床でも上手く踊れます。
ラテン(ルンバ)で考えてみます。
ポイントは、膝をしっかり曲げて、しっかり伸ばす!
これがちゃんと出来ていればコントロール出来ます。
体重を上から真下にかけるイメージですね。
例えば氷の上を歩いているとしましょう。
膝を伸ばしたまま足を引きずっていたら滑ってしまいますよね。
上から下、一歩一歩踏みしめるように歩けば滑りません。
これをダンスでも応用すればいいのです。
滑りやすい人、膝の曲げ伸ばしが不十分ではないでしょうか。
一歩一歩しっかり踏み込みウエイトを真下にかけるようにしましょう。
仕組みが分かればさらに応用出来ます。
滑らない床の時に滑らせる方法。
スタンダードの時など滑らないと困りますよね。
床との接地面積が多ければ多いほど抵抗がかかります。
つま先のインサイド、床との接地面積を少なくして滑らせる。
ウエイトをかけなければ滑り、かければ止まります。
縦ではなく横に出すイメージで滑らせる事が出来ます。
踊り方をコントロールして床を捉えて下さい。
それでも無理、滑っちゃう、という方に。
水で濡らしてもすぐ乾いてしまいます。
私は化粧水(安物)を使います。
だいたい保湿成分配合、ひまし油入りもあります。
逆に滑らしたい時。
小麦粉のような粉類を使う人もいます。
手っとり早くやるなら、どっか隅に行って埃を踏んで下さい。
これで滑り易くなると思いますよ。
なるべくなら踊り方でコントロール出来るようにしましょう。
みなさん、どんな床の状態でも上手く踊れるようにね。。。
『弘法、筆を選ばず』改め『上手い人、床を選ばず』