舞台裏 敗者復活戦 TANGO。。。


いよいよ敗者復活戦となってしまいました。
3回戦の1位から4回戦で落選…その時の出来で、全然結果が変わってきます。

まず種目選びです。いつもは決められているのですが、今回は選べます。
収録までの期間は1週間。今までやったものをやるか、新しいものをやるか

ジャイブをもう1度も考えたのですが、新鮮味にかける
今までやったもので結果が悪かったのは避けたほうが無難だろうし、
結果が良かったものをまたやって、前回を超えるのも難しそう

期間は短かったが、安さんの物覚えの早さならなんとかなる。
新しい種目を踊ることに決めました。

ラテンでまだ踊ってないのは、ルンバ、チャチャチャ、パソドブレ
モダンでは、タンゴ、スローフォックストロット、ウインナーワルツです。

準決勝、決勝の関係もあったのですが、色々考えてタンゴにしました。
曲は「古畑任三郎のテーマ」、ダンスCDにも入っているので使いやすい。

この時私の中では、この後の青写真が出来ていました。
準決勝でウインナーワルツ、決勝でスローフォックストロットとパソドブレに決めました。

さて、今回も衣装を作ってもらえる事になったので、まずデザインを考えました。
赤のサテンがベースで黒をアクセントにし、上半身はベージュのネットに黒のモチーフ、
背中は広めに開け、袖はフレア、スカートの裾に黒の羽を使ってもらいました。

普段衣装を頼むと1ヶ月はかかります。それを1週間で作ってもらうのです。
打ち合わせは4回戦の収録が終わった直後(沸々しながら?)やりました。

安さんも、ジャイブが2日間しか練習出来なかったのが、相当悔しかったみたいで
マネージャーや事務所にお願いして、今回はほぼ毎日練習時間を作ってくれました。
充分とは言えないが、今までより全然マシです。

さあ、練習開始!
実は私、1回戦の時から作戦を考えていました。
この番組では、いかに短期間で上手く踊れるかがポイント。

ダンスのステップには、各種目に共通するものがあるのです。
コントラチェック、オーバースウェー、フォールアウェー、ジグザグ等など…

これらを最初にやっておけば後が楽になると思ったのです。
今までのをよく見ると、各種目に同じようなステップが使われています。

このせいもあってか、タンゴの場合もスムーズに覚えていってくれました。
少しアルゼンチンタンゴっぽくしたのですが、今回はお遊びなしの真剣勝負!

前回は外側(観客)にアピールでしたが、今回は完全に内側(二人の世界)です。
集中力と緊張感がポイント、張り詰めた練習が続きます。

当然見つめ合うところがあるのですが、やはり上手くいきません。
顔が接近すると「きゃぁぁぁ~」??なのです。
(こっちも恥ずかしいの我慢してるんだよ~!

あと練習で大変なのはリフト。
本番は1~2回上げるだけですが、練習では何十回も上げます。

この時の安さんは、かなりリフトに対応出来るよう(上げられ慣れ?)になっていました。


動画練習クリック

今回の狙いは、今までに培った柔軟性を生かし、スピード感のあるステップを使う。
それと、今までの安さんにない雰囲気、緊張感を出すことがポイント。

練習は順調に進んで行きました。。。

…パート2に続く(後日UP)…

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