今日のお話は「お弁当箱」です。
私は生徒さんに足型(ルーティン)を教えます。
アマデモや競技会出場のため。
みなそれぞれ違うルーティンですね。
新しい足型を覚えるのは大変です。
足型だけでなくカウントも覚えなくてはいけませんね。
それをやっとの思いで覚えても、音楽に合わせるのにまた一苦労。
なんとか音楽に合うようになったとしましょう。
足型、カウントを覚え、音楽に合わせられる。
これくらいでデモの本番をむかえたり、
競技会に出場していませんか?
ここからがスタート、やっと本当のダンスが始まるのです。
ここまではダンスの足型であり、本物のダンスではないのです。
例えるなら私が作った足型は、「お弁当箱」に過ぎないのです。
とりあえず豪華な重箱って事にしましょうか。
入れ物だけ立派でも、まだ中身が空っぽなんです。
これではお弁当本来の意味がないのです。
美味しい物が沢山入って初めて意味をなすのです。
競技会に出場の人には戦闘機と思ってもらってもいいです。
かっこいい足型は優秀な戦闘機。
しかし武器が何も搭載されてなければ玉砕です。
より多くの武器があったほうが戦いに勝てるのです。
言いたい事は分かってきたかな?
中身のないお弁当、武器のない戦闘機にならないよう、
おいしいオカズ、強力なミサイルを手に入れられるように練習です。
その足型をどのような動きで、タイミングで、ラインで、
どんな事を表現するのか、そこまでやっていいものになっていくのです。
やっぱり練習あるのみかな?。。。