今回は昨日の続きになるのかな?
女性がシャドウをやる時の注意点です。
音楽に合わせる時の注意は昨日書きましたね。
回転量やバランスものを少しセーブしてもいいよ、という事でした。
今回の内容は少し高度な事を説明します。
それは、実際に踊る時とシャドウの時の形(動き)の違いについてです。
ほとんどの人がこれに気付いていません。
だからシャドウで出来ても、組んで上手くいかない事があるのです。
例えばルンバのベーシックで説明しましょう。
ファンポジションからアレマーナに入るとします。
ファンで揃えた後、男性の方に進みカウント「~4、1」の時、
女性は右手を横に開いていませんか?
これは正しい事なのですが、シャドウでやってはいけません。
シャドウの時は右手は前にして下さい。
多くの女性は「ここで男性の手がここだから…」と考えてしまいます。
実はこれが落とし穴。
忠実にシャドウをしようと思えば思うほど間違えます。
何故そうなるかというと、男性と組んで踊る時はコネクションが大切ですよね。
以前書きましたが、コネクションは男性に抵抗する事なのです。
それを「男性の手がここだから…」と自らそこに持っていってしまったら…
そう、リードが受けられなくなってしまいます。
結果的になる事を先行してやってしまってはいけないのです!
これが女性のシャドウの難しいところ。
アレマーナは例えの一つに過ぎず、他にもいっぱいあります。
オープンポジションからベーシック、後退してカウント「2」の後。
シャドウだったら次はカウント「3」で前進ですね。
そうしないと音に遅れてしまいます。
しかし組んで踊る時はカウント「2」の後、さらに後退の意識が必要になってくるのです。
このようにシャドウと組んで踊る時は違いがあるのです。
男性も少しはあるのですが、女性の方が影響が大きいです。
それなら「女性はシャドウしない方がいいの?」
いやいや、そんな事はありません。
女性のシャドウも自分の踊りをしっかりさせるために必要です。
ただ組んで踊る時との違いを理解して欲しいと言う事。
じゃないと一生懸命シャドウの練習をしたのに、
「軽い…」「抜けてる…」なんて言われてしまうのです。
私は「女性の動きはもっとワガママでいい!」と思っています。
それを男性が身体をフルに使ってリードしていくのが理想。
ちょっと難しい内容だったかもしれません。
でもこれが意識できたら一体感のある大きな踊りが出来るはずです。。。
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