石川です。
今回のタイトルは「的確なアドバイスのなぞ」です。
今までも多くの質問がありました。
その都度私なりの考えで答えてきました。
すると、「ピッタリ当てはまりました!」や、
「まるで私のことを知っているみたい…」などのコメントをいただきました。
ではなぜ、見ていない人の状態が分かるのでしょう?
当然私の今までの経験もあるのですが、それだけではありません。
一番の理由は・・・みんな同じ・・・だからです。
ダンスをやっていると「私はなんて物覚えが悪いのかしら?」と思うものです。
実はコレ、ほとんどの人が思うこと!(ごくまれにすんなり覚える人がいますが…)
多くの人が他の人より自分は物覚えがよくないと思っています。
ダンスにはそう思わせる要素があるのです。
先生が簡単そうにやっていることが全然できない。
見てれば簡単なのにやってみるとチンプンカンプン???
誰もがそんなモンです。
何百人?もレッスンをしてきた私が言うのです、間違いない!
こちらからすると、レッスン前に分かっています、ここで苦労するぞっていうのが…
で、実際にやってみると・・・ほら、やっぱり!・・・となります。
間違えやすいところ、理解しにくいところはみな一緒なんです。
ではこれはなぜかというと、ダンスでは普段の生活では使わないところを使います。
例えば背中、普段意識的に動かしている人なんていないんじゃない(ダンスをやっていない人で)
他にも胸や腰(中には普段から動かしている人もいるのかな?)
多くの人が普段動かしているのは手と足だけです。
ダンスでは身体全体を意識的に動かして踊ります。
普段意識していない部分はなかなか思うように動かせないもの。
それができるようになるには繰り返し練習するしかないのです!
他にも理由があります。
人間が一度にちゃんと意識できる箇所は1~2ヶ所です。
踊る時にあれもこれもそれも・・・と意識はできない(どこか中途半端になる)
結果なかなかうまくいかない~私はにぶいのかしら…となっていきます。
これもみんな一緒(私ですら同じです)
一ヶ所を意識して練習、それが身についてきたら次の箇所を意識する。
それの繰り返しで意識しないでできる箇所を増やしていくのです!
話しがそれてきたので戻します。
なぜ的確なアドバイスができるのか?
それはほとんどの場合、あなた独自の問題ではなく、
多くの人が同じところを疑問に思っているからなのです。
私からすれば、「あ~それね!」って感じ。
でも質問に答える時に情報は多いほうがいい。
性別、年代、ダンス歴などや、競技会、個人レッスン、グループレッスン…
レベルによって疑問が同じでも答えかた(求められるもの)が変わってきます!
例えば、「真っ直ぐ立つ」も初心者と上級者では求められるものが違ってきます。
これからも質問記事があると思いますが、どんどん質問してください。
どうか自分は物覚えが悪いと悲観しないでください。
みなさん同じように感じているのです。
一つ忠告しておきます。
みなさん引っかかるところは同じと書きました。
でもそこをクリアする時間に大きく個人差があります。
頑張っている人はすぐクリアします。
そうじゃない人は何度も同じところで引っかかります。
「できない事は悪い事じゃないが、できないままは悪い事」
これからもみなさんのダンスの手助けをしていきます。
みんな、頑張れ!。。。
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