石川です。
今回のタイトルは「身体を使うとは?」です。
もしあなたがラテンでもっと「身体を使ってー!」と言われたら…
多分ヒップアクションを大きくしたり、アームを動かしたり…だと思います。
どこかを大きく動かすというのもありますが、今回は違う意味で考えてみます。
私がレッスンでよく使う言葉は「もっと身体を引き上げて!」「いい姿勢で」などです。
この場合、引き上げることで身体の動きは制限されます。
フリーアームも大きく長く使うためにはストレッチが必要。
この場合も緊張感が増し動きが制限されるでしょう。
一般的に「身体を使う」=「身体を動かす」イメージがあるようですが、
私はむしろ逆「身体が動かせない(動きにくい)ように使う」ことが「身体を使う」ってことだと思っています。
ただグニャグニャ動かすことが「身体を使う」ではない。
ピシッとハリのある動きが本物。
ではそのハリはどうやって作るのか?
ハリとは「引っ張り」のこと。
身体を「引っ張る」ことでハリのあるラインや動きができるのです。
一方向に引っ張るより二方向以上に「引っ張り合う」ことでさらにハリは強くなる。
身体を緩め楽な状態で動かしてもなんの意味もない。
まず身体に緊張感を持たせること、そのためには引き上げる(伸ばす)ことが大事。
単純に動かせばいいのではなく、
あえて動きにくい状態を意識的に作ることこそ「身体を使う」の本当の意味だと思います。
どこかを動かすとき、必ず逆方向の動きがあり、
その逆方向を意識することが上達の秘訣です。
上だったら下に、前なら後ろ、右なら左…
こうすることでより身体が引っ張られてハリのある動きになるでしょう。
「身体を使う」=「身体を動かす」ではなく、
「身体を使う」=「身体が動きにくいようにする」
これを必要最小限の力で行うのが理想。
力一杯でやってしまうとガチガチになっちゃうよー。
この感覚はボールルームでも同じだと思います。
ハリのある動きやラインのためには緊張感が必要ってことですね。
みなさんも意識して練習してみてください。。。
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