石川です。
全米オープンの女子シングルス決勝で、大坂なおみ選手が勝利！前回優勝した2018年の大会以来、2年ぶり2回目の優勝を果たしました。
ニューヨークで無観客で行われている今年の全米オープン。世界ランキング9位の大坂選手と、元世界女王で世界27位、ベラルーシのビクトリア・アザレンカ選手が対戦。
試合は第1セット、大坂選手は第1ゲームで自身のサービスゲームをいきなりブレークされると、相手の精度の高いショットに苦しみ、このセットを1－6で落としました。
第2セットも相手に2ゲームを連取されますが、ここから大坂選手が粘りを見せて6－3で奪い返しました。
迎えた第3セットは、お互いのサービスゲームをブレークし合う展開となりますが、大坂選手が勝負どころで強気なショットを決めて押し切り、6－3で取りました。
大坂選手はセットカウント2対1のフルセットで逆転勝ちし、四大大会初優勝となったおととしの大会以来、2年ぶり2回目の優勝を果たしました。
大坂選手は試合後のインタビューで、「1時間で負けたら恥ずかしいと思い、悪い態度をとるのをやめて頑張ったことが試合のターニングポイントだった。楽しい試合ではなかったけれど、非常にタフで勉強になった」と振り返っていました。
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私も1回戦からチェックしていましたが、今回はどの試合も一貫して落ち着いていました。イラだつところはあったけど持ち直して冷静に戦っていました。
もともとショットは強烈だけど精神的にもろいところがあった大坂選手ですが、それは昔の話し。今大会はメンタルの成長を感じました。
サーブだけではなくストロークも良かったし、心身ともに充実の時期に入ったか？四大大会で通算3回目の優勝、今大会後ランキングも3位になるようです。
おととしの初優勝のときは決勝のセリーナ選手と微妙な空気になり、今回は無観客試合。大勢の観客からの大歓声で祝ってあげたいと思いました。
また大坂選手は今大会、人種差別に抗議するためにマスクを着用して入場していました。活動は素晴らしいと思いますが、個人的には試合と関係ないところで活動してほしいと思っています。
今回の優勝賞金は300万ドル（3億1800万円）と超高額ですが、今季は新型コロナウイルスでツアーが中断などの影響によりこれでも前年より85万ドル少ないそうです。
全米オープンでは大坂選手よりランキング上位の選手で欠場した選手も数名います。また今月末には延期(例年5月末開催)された全仏オープンも控えています。
そちらも厳しい試合になると思いますが、今の絶好調を保ってくれればかなり期待できるのではないでしょうか。また頑張って欲しいです！
大坂なおみ選手、優勝おめでとうございます！
それでは、また。。。
