石川です。
テニスの全仏オープン女子シングルス1回戦に勝利後の記者会見を拒否した大坂なおみ選手。31日に自身のSNSにて2回戦を棄権すると表明しました。
1回戦の試合後、コート上でのインタビューには応じたものの、大会前に精神的負担を理由として、今大会の記者会見に応じない意向を表明、試合後の会見を拒否した。
この行為に対し、主催者側は1万5000ドル(約165万円)の罰金だけでなく、「試合の結果がどうであれ、メディアに対応することは選手の責任であり、スポーツ、ファン、そして自分自身のために選手が負うべきもの」と見解を示した。
加えて、このまま違反を続ければ大会からの追放や、さらなる多額の罰金、将来的には四大大会への出場停止もある、という警告をしていた。
大坂なおみ選手はSNSで「私が意図した状況ではない。みんながパリでの試合に集中するには、辞退することが、トーナメント、他の選手、私にとってベストと考えた」などと投稿した。
さらに「2018年の全米オープン以降、長い間うつ病に悩まされてきた」と告白した。「今はコートから少し離れますが、その時がきたら、ツアーと協力して、選手、報道陣、ファンにとって、良くする方法を話し合いたいと思います」と述べています。
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正直なんだかなー、って感じです。
今回の一連の騒動にはいろいろ思うところがあります。
個人的にはインタビューには応じるべきだし、自分の主張は自分の声で言って欲しい。
トランプ元大統領もそうだったけど、大事なことをSNSで発信するのは好きではない。
イヤなことの受け答えが辛いのは理解できるが、それらをこなすのもプロの仕事。
テニス以外の質問がイヤならノーコメントと言ってもいい、それも答えの一つです。
世間では評価されたが、以前の黒人差別問題の主張も個人的には反対。
その主張自体には賛成だけど、コートに持ち込まず別の場所でやってほしい。
今や世界に大きな影響力を持つ存在になっています。
今回はそれを利用して自分の都合のいいようにしたい、と考えられても仕方ないです。
まるで新入社員がLINEで一方的に退職したような気分です。
※大会主催者に謝罪文を送ったようですが…
私は今まで大坂ナオミ選手のほぼすべての試合を見てきたファンです。
良いときも悪いときもあったけど必死に頑張ってきたのは知っています。
うつ病であったことを今このタイミングで言われても…
大会を棄権する理由にしているようにもとられかねない。
自分と向き合い、チームと話し合い、大会関係者と話し合い、より良い方向を模索してほしい。
一方的に自己主張をしているだけではなにも改善されないと思うから。
テニスが上手い、強いからといってすべてが許されるわけではない。
人間としてさらなる成長を期待しています。
それでは、また。。。