石川です。
東京オリンピック開幕まであと42日です。
なのにまだTV番組では、もやもやした雰囲気が漂っています。
開催するのか、しないのか、観客は入れるのか、無観客か…
国会答弁もいつも同じ、オウムのようなやりとりで飽きました。
まず私の個人的な意見では開催してほしい、です。
コロナの専門知識もない人間の単純なたわごとと思って聞いてください。
よく野党から「この状況で開催する意義を教えてください!」なんて聞かれて…
総理は「感染対策を徹底して、安全・安心な大会の実現」こればっか。
もはやキャッチボールになっていない。
お互いに相手の球を取らずに投げるところも変なところ。
なぜここで「選手のためです」の言葉が出ないのか?
そもそも世界中の一流の選手たちが競う場、これがオリンピックじゃないの。
最近のこの話題のとき一向に選手の存在が見えてこない。
なぜか?それは選手が発言しにくいからです。
少し前ですが、体操内村航平選手の「どうしたらできるのかを考えてほしい」や、
話題にもなった水泳池江璃花子選手のように意見を発信している選手もいます。
しかし多くの選手は口をつぐんでいます、っていうか何も言えないのです。
出たい、と言えばこのコロナ禍なのにと言う人が出てくるでしょう。
逆に出たくない、と言ったら他の落選した選手に申し訳ないし、コレをよく思わない人もいるでしょう。
どっちの意見を言ってもなにか言われてしまうのです。
マスコミもそれがわかっているので選手のインタビューは控えめなのでしょう。
そもそも選手は大きな大会があり、それに出られる資格があれば出たいはずです。
再延期すればいいとか、コロナが少し落ち着く秋ごろにしたらどうだ、とか…
まったく選手のことを考えていない人だと思います。
競技によってはかなり長い期間をかけて調整します。
この夏がピークになるように調整してるのに、秋だと言われたらまず良い状態で臨めないでしょう。
では仮に来年だとしたら、これも厳しい。
運営側の準備と費用も大変でしょう。
選手としてもすでに1年延びているのにさらに1年延びたら…気持ちが持たない選手もでてくるでしょう。
選手寿命もある、ピークを越えている選手にあと1年は地獄の宣誓かも。
極端ではなく本当に命を削って練習している人に、たやすくあと1年削り続けて、なんて言えない。
もともと4年に1回、今まで選手としてピークが合わなかった人も大勢いたはず。
小さいころからただオリンピックを目指して生きてきた人もいるでしょう。
出場資格を得た人には最高の状態ででてほしい。
観客問題は私は制限をかけて入れた方がよい派ですが…
無観客ならそれでもいい、とにかく準備をする人のことを考え早く決定してほしい。
政府は入れると言えばブーブー言われ、入れないと言ってもある筋からブーブー言われ…
だからギリギリのところまで伸ばしているのでしょう(コロナの状況を見て、というのもあるが)
なぜ開催するのか?もう相当お金使ってるから後に引けないんだよって言えばいいのに。
パブリックビューイングも中止、中止、これも世間(メディア)の後押しでしょうね。
人数制限、観戦ルール徹底でできなくないと思うけどな。
中止ばっかり言ってたら安全かもしれないけど、全然盛り上がらないと思う。
尾○会長の意見も立場を考えればわからなくもないが、表ではなく裏からサポートしてほしい。
パブリックビューイングをやめて新しい観戦方法、テレビを見る!は笑わしてもらった。
ホントはまだまだ言いたいことはたくさんあるけど長くなったのでまとめる。
とにかく一番は選手のことを考えてほしい。
こーゆーと、選手の安全のために…という人もいるかもしれないが、
競技をやってる人間は安全・安心を第一に考えていない。
そもそもなにごとにも危険はあり、リスクがゼロになるとも思っていない(ケガやコロナ以外の病気もある)
リスクはなくすのではなく減らすのです。
オリンピック、パラリンピックに賭けている選手が気持ちよく出られる大会にしてほしい。
私たちはそれらを最大限の応援で観戦したいと思います。
それでは、また。。。