石川です。
今回は過去記事ピックアップ。
「先生となら上手く踊れる」(2008年12月9日)
今回は「先生となら上手く踊れる」をテーマにしてみます。
こんなの「当たり前だ」と思われるでしょう。
確かにその通り、先生は上手いもんね。
それをもう少し具体的に考えていきます。
男性の先生は踊らせるのも上手いです。
逆に女性の先生ならたいしたリードがなくても踊ってくれますね。
ここで問題が…
例えば私がカップルのレッスンをしたとしましょう。
上手く出来ないところがあり、そこを私と女性が踊ったとします。
何の問題もなく出来てしまいました。
あとで二人で練習、リーダーさんと踊ってみました。
バランス崩れるは、まわれないは、近すぎる、遠すぎる…
ここで女性「私は先生とちゃんと踊れた」
「男性がしっかりしてくれればちゃんと出来るはず」
これは間違いではありませんが、男性には酷な話し。
だって先生と同じレベルを要求されているのだから。
男性に求めるのはかまいませんが、女性も頑張らねばいけません。
自分は出来ていると勘違いしてはいけませんね。
逆にその男性が女性の先生と踊ったらきっと上手くいくでしょう。
でも二人で踊ると上手くいかないのです。
仮に上手く踊るのに100レベル必要としましょう。
理想は男性50、女性50のバランスです。
それが先生と踊ると女性が30でも先生が70で踊ってくれます。
逆の場合も、男性30に女性の先生が70で相手をします。
両方とも100レベルで上手くいきますね。
しかしこの二人が踊ると30と30、合わせて60。
100レベルまで40も足りません。
これでは上手くいきっこないですね。
分かってきたかな、先生と上手く踊れても自分が出来ているのではないことが。
足りないところは先生が補っていただけ。
先生と踊り、上手く踊れた時の感触を覚えるのは大切。
でも自分は完璧ではなく、まだまだやる事がたくさんあるのです。
カップルのみなさん、いつも言っている事ですが、
「上手くいかないところはまず自分から疑え」です。
「まず相手から」になっていませんか?
もっとお互いに自分を高める練習を心がけましょう。。。