石川です。
多くの人の勘違いのひとつに「うまい人はリードが受けられる」というのがあります。
上手に踊れている人はリードを受けるのもうまそうですね。
でも実際は、踊るのがうまいとリードが受けられるは別のお話し。

ダンス歴10年や20年でもリードを受けるのがヘタな人はいます。
逆に初心者でもうまくリードが受けられる人もいます。
そもそもリードを受ける極意はどれだけ相手を意識できるか、です!
よくありがちなのは競技をやっている女性、ルーティンが決まっているので勝手に動きやすいです。
競技選手は自分の見映えが大事、なので自分のことに意識が集中しやすいのです。
結果、相手への意識が薄れるのでリードがうまく受けられない。
ちなみに決まっているルーティンもちゃんとリードを受けると踊りやすさと見映えが格段にあがります。
逆に初心者は次の足型もわからない、頼りは男性のリードだけです。
結果、うまく踊れるわけではないが、リードはしっかり受ける場合が多いです。
経験ある人もいると思いますが、競技経験者(見た目うまい人)と踊ってみたら踊りにくかった。
見た目いまいちの人だったけどとても踊りやすかった(サロンなどによく行っている人など)
見た目うまい人→意識が自分→リード受けられず。
見た目いまいち→意識が相手→リードがうけられる、となります。
本当にうまい人(プロなど)は踊るのもリードを受けるのもうまいです。
でも実際には「自分に集中派」と「相手だけ意識派」にわかれていることが多いです。
「自分に集中派」はキレイに踊れるけどリードを受けるのが苦手。
「相手だけ意識派」はリードは受けられるけどキレイに踊れていない。
本来これらは別々のことではなく表裏一体、一つのことなのです!
極意は、まず自分を与える→相手からの応え(リード)→それを使って自分を作る!
自分勝手に自分を作るのではなく、相手から受け取ったモノで自分を作るのです。
これができるようになったら、リードも受けられキレイに踊れるようになります♪
皆さんは大丈夫ですか、上記のどちらかになっていない?
これらを気をつけて踊るようにしてみてください。
それでは、また。。。