今回はダンスの舞台(会場)についてです。
まず、普通のバレエやミュージカルを考えてみましょう。
一段高いところにステージがあり、正面に広がるように客席がありますね。
では社交ダンスはどうでしょう。
真ん中にフロアがあり、それを囲むように客席があります。
パーティーでも競技会でも同じです。
他のダンスでは正面に対して踊るのに、
社交ダンスは360度、どの方向にも踊るのです。
普通は後ろから見られる事は意識しません。
正面に対して綺麗に見えるように踊ります。
社交ダンスの場合、横や後ろから見られる事も意識しなければいけません。
これは他のダンスにはあまりない特徴だと思います。
みなさん、鏡を見て練習すると思いますが、
それだけでは正面しか綺麗にならないのです。
多分自分の踊りをビデオなどで見た時、ショックを受けると思います。
それは鏡という平面からビデオという立体に変わったから。
横から、または後ろから見たら変だった、なんて事はよくあると思います。
ピクチャーポーズなども正面だけでなく、色々な方向からチェックして下さい。
「どこから見られても綺麗に見えるように踊る。」
簡単な事ではありませんが、これも社交ダンスの特徴の一つです。
多角的な視線に耐えられるよう、多角的な練習が必要です。
たまには練習をビデオに撮ってみるのもいいですね。
普段の練習も色々な角度から見るようにして下さい。
きっと今までより綺麗に踊れるようになると思いますよ。。。