石川です。
本日は「疑問・質問・悩み相談」回答編３です。
◆ワルツのライズ (Unknown)2013-03-19 14:54:20
先日、外国のプロのｄｖｄを見ました。
ワルツのホバーコルテ（１小節プラス）について、このとき、男性は左足でライズします。
さらに加算する小節の１２でよりライズして（このとき、右足を少し軸足の左足に、寄せます）
３で、元の位置にずらして、ロアーします。それから、バックウイスク等・・・
結局、２段階のライズをしていると思えます。とてもすばらしく感じています。
まねしたいのですが、ふらつきます。左足の強化以外に、コツなどありますか。
当地では、ライズしない先生もいますが、これは、いかがでしょうか？
２種類の教本があると聞きたので、そんなこともあるのかな？と疑問なんですが。
私は、ISTD準拠の教科書を用いています。
■私の回答
そのDVDがレッスン物かデモ映像かでも解釈は違ってきますが…
ホバーコルテはハイホバーとも呼ばれますね。
技術的には「１」の終わりからノーフットライズ（まだかかとはついてる）、
「２」ライズ（上昇継続）、「３」アップ（最高到達点）となります。
もう一小節使う場合はライズのところが長くなります。
さて、問題はライズのところでふらつくとのことですよね。
まず、ライズを足でやろうと思わないこと、ボディーですよ、ボディー！
身体のど真ん中をひたすら上に上げ続けるのです、その結果ヒールアップになるだけ。
また、上がり切って保とうとするとふらつくモノ。
ふらつく人の原因はだいたいこのどちらかです。
ボディーで上がってないか、早く上がり切って止まってしまっているか。
左足を鍛える？悪くはないが原因はそこじゃない。
ダンスを知らないボディビルダーが踊ってもふらつくでしょう(笑)
そもそもダンスは基本的に常に両足で踊るものと思いましょう。
あとライズをしない先生、これも状況次第ですのでなんとも…
レッスンで上がっちゃいけない、と言っているなら問題ですが。
先に述べたようにしっかりボディライズされていればヒールアップは絶対必要とは思いません。
教科書の問題でもないと思います。
見たままの上辺に惑わされず、ダンスの本質に迫るようにしましょう。。。
◆Unknown (Unknown)2013-03-19 22:36:18
石川先生、こんにちは。BLOGいつも拝見しています。
私はダンス歴２年半、20代の女です。
競技をしていましたが昨年末でカップル解消し、今はメダルテストに取り組んでいます。
夢中になっていた競技という目標がなくなり、今後どのようにレッスンしていくべきか迷っています。
今は、同じ女性の先生に週１回の個人レッスンと、２回のグループレッスンを受けています。
グループレッスンは私がダンスを始めた当初から通っているのですが、初心者向けの内容で、最近もの足りなくなってきました。
レッスン中も「こんな事をしていていいのだろうか」「もっと他に練習するべき事があるのでは」と考えてばかりです。
でも個人レッスンと同じ先生なので辞めにくいです。先生からも、辞めないようにと言われています。
個人レッスンではメダルテストに取り組んでいますが、同じ先生の同じ教えに、何だか行き詰っています。
それをどうにか打破したくて、別のスタジオの男性先生のグループレッスンに参加してみたりもしました。
違う方面からのアプローチで教えてくださるのは新鮮でしたが、グループレッスンはやはり物足りないです。
グループレッスンを辞めて、個人レッスンを多く受けるべきでしょうか。（金銭的にはつらいですが）
その場合、違う先生の個人レッスンを受けるのは有益ですか？
ラテンの先生、ボールルームの先生、と分けるべきですか？
自分が目標を見失っているだけなのかもしれませんが、
これからどのように学んでいくのが良いのでしょうか。。。
■私の回答
これも状況次第ですねー。
グループでは基本的なステップ？それとも身体の使い方？
もしステップだけのグループでしたら続けてもあまり意味がないかも。
身体の使い方でしたら続けたほうがいいし、辞めるのは先生より上手くなったら…です。
個人レッスンの内容も分からないので想像で答えますが…
行き詰っているのは先生ではなくあなたの方なのでは？
同じことを何度も言われたとする、それはあなたができていないから。
レッスンで何度もでてくることはそれだけ重要なことなのです。
今自分ができないのは先生のせいなのでしょうか？
まぁその先生のレッスン内容を知らないので正誤の判断は付きかねますが…
他の男性の先生のレッスン、これも別に悪いことではありません。
でもグループでしたら先生が男性でも女性でも大差ありませんね。
私はグループレッスンは補助的なモノと考えています。
本当に（早く）上手くなりたいのなら個人レッスンでしょう。
でも、ただ個人レッスンの量を増やしてもダメです。
一番の問題は誰に何を教わるかではなく、自分が何の練習をするか、なのですよ。
プロの先生の言っていることにそうそう間違いはないでしょう。
だからと言って誰でもいいわけでもない。
ラテン、ボールルームの先生の話もそうですが、気に入った先生に習うべきです。
先生の実力、教え方、性格、ルックス、相性など…
全てを満たしてくれる先生はなかなか難しいかもしれませんが…(笑)
自分の気に入った先生の言うことをよく聞き、ひたすら自分で練習をする！
早く上手くなる人はコレです。
グループだって上手くなるひともいれば、個人でなかなか…の人もいる。
身近な目標をなくしてしまったのはわかりますが、
とりあえず上手くなっときゃいーんじゃね？損はしないと思うよ♪
上手くしてもらおうと思うな、自分で上手くなれ！
あくまで先生は「アドバイザー」と思ってください。
まだ若いからこれから、とも思えるが、
今頑張らないとすぐ歳取っちゃうよー。
前向きに＆上向きに頑張ってください。
応援しています。。。
本日はここまで。。。
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