過去記事ピックアップ。。。

石川です。

今回は過去記事ピックアップ。

「スタンダードの上達には。。。」2007-07-02 01:51:03

今回のテーマは「スタンダードの上達には」何が必要かを考えてみましょう。
細かいテクニックではなく、もっと根本的な事です。

一般的にスタンダードではワルツの練習量が一番多いでしょうか?
次いでタンゴ、スローフォックス、クイックステップと続くかな。

私の考えではスタンダードの上達のためには、
ズバリ、「ブルース」と「ヴェニーズワルツ」です。

この二つをしっかりやれば間違いなく上達します!
これらをあまりやらない人が多い。

それは何故かと言うと、まず、ブルースは足型だけでOK。
ヴェニーズは踊る機会がないから…って人がほとんど。

解らなくないけど、上手くなりたいならやった方がいいです。
理由を説明していきます。

まずは「ブルース
足型は単純ですが、身体や足の使い方は非常に難しいです。

ブルースを言い換えれば、スタンダード全てに共通する「ウォーク」です。
ここで滑らかなフットワーク、相手に対する身体の与え方をマスターします。

基本的に前進と後退の練習です。
滑らかなフットワークがあって初めてスムーズな上体の移動が出来るのです。

ホールドをしないで相手と身体が離れないように踊るのもいい練習法。
なるべくゆ~~~っくりやるようにしましょう。

次に「ヴェニーズワルツ
これはナチュラルターン(右回り)とリバースターン(左回り)の繰り返し。

さっきの「ブルース」で前進、後退。
「ヴェニーズ…」で右回りと左回りの仕方を覚えればいいのです。

スタンダードの全てのステップは前進、後退、右回り、左回りで出来ています。
あとはライズ&フォールとピクチャーポーズです。

「ヴェニーズ…」で回り込む時の注意の仕方、内回り、外回りを意識します。
自分が進む番か相手を通す番か、身体で覚えましょう。

よく「ワルツ」でナチュラルターンが一番難しいと言われます。
音楽無しでやれば「ヴェニーズ…」と同じです。(ライズ&フォールは違いますが

これもホールド無しで離れないようにやると、相手の身体の動きがよく分かります。
音楽を使わずゆっくりやるだけでもかなり効果的です。

よく外人コーチャーから「日本人はもっとヴェニーズの練習をするべきだ」と言われます。
確かにプロでも練習不足の人が多いですね。

解ったかな、結局前進・後退、右回り・左回りが上手ければいいと言う事。
すなわち「ブルース」と「ヴェニーズワルツ」が上手ければいいのですね。

スタンダードの上達を考えている人、試してみて下さい。。。

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