石川です。
今回のテーマは、「知る」と「思い知る」です。
「知る」の国語的な意味は「気づく」や「理解する」など。
私の感覚ではダンスでも頭で理解する知識的なモノ。
ここがうまくできない~コーチャーに教わる~やり方を理解する、など。
当然「知らない」より知っていたほうが良い、できる可能性が高くなりますモン。
コンペでの避け方など、こんな時はこうするといいよ、など知っていたほうがいいですよね。
そして「思い知る」ですが、意味的には「身に染みて理解する」や「強く認識する」などです。
私の感覚では頭で理解する「知る」に対して「思い知る」は経験を通して感じることだと思います。
何か自分で失敗をして「思い知った」ような使い方ですよね。
ダンスでも机上(頭の中)の理論ではなく、実際に経験しないとわからないことが多いです。
先ほどのコンペでの避け方など、想像よりも複雑なことも多々あります(笑)
頭ではわかっていても本番でできるかは別問題。
失敗することによって「思い知る」…でも、コレが大切!!
自分で思い知ったので、二度と同じ過ちをしないように気をつけます。
その他多くのテクニックも同じで、頭の中で理解しただけのテクニックなんてほとんど機能しません。
身を持って経験(練習)したモノでないと使いモノになりませんね。
誰かに言葉で説明するだけなら可能かもしれませんが…
最初は「知る」ことが大切。
いろいろな知識を頭の中に入れていきましょう。
でもそれだけではダメ(頭デッカチってヤツになります、笑)
ある程度知ったら今度はいろいろ思い知らないといけない。
そう、経験(練習)して身に付けていく作業です。
なかなかうまくいかないかも知れませんが「思い知る」ことが大切なのです。
「思い知った」だけじゃダメ、そこから反省して練習しないと!
振り返れば、ずぅ~~~っとそれを繰り返して今に至っている気がします(笑)
皆さんも「知る」だけでとどまらず「思い知る」まで行ってください。
さらにその先が本当に自分の身のタメになることになっていきます。
生徒さんで多いのがこの「知る」までの人。
頭で理解はしているものの実際に身体で体現できないパターン(とても難しいことですけどね)
練習を繰り返しできていないことを「思い知り」ながら、さらに練習をしていく。
逆に言えばいっぱい「思い知って」いる人ほどうまい、と言えるのかも?
今回は「知る」と「思い知る」についてでした。
それでは、また。。。
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