ヒロです。
今回はうさぎの「まばたき」について。
うさぎってあまり「まばたき」をしません。
寝ているときさえ目を開けたままだったりします。
一般的にうさぎの「まばたき」は5~6分に一回だそうです。
人間は3~4秒に一回程度、だいぶ違いますね。
「まばたき」が少ない理由として、野生のうさぎが自然の中で肉食動物の接近を見逃さないよう、との説もありますが…
「まばたき」って一瞬だからこの説はあまり有力ではないような気がしますね。
そもそも「まばたき」には、どんな働きがあるのかというと…
目の乾燥を防ぐ役割をしているのが「まばたき」です。
「まばたき」をすることで、涙が目の角膜を洗浄し、角膜の表面に涙の薄い膜を作ります。
これによって常に目を綺麗にし、乾燥を防いでくれているのです。
では「まばたき」の回数が少ないうさぎの目は、どうなっているのかというと…
うさぎの目はバーダー線という分泌腺が発達していて、人間の涙よりも脂質分が多く、乾燥を防いでくれています。
また、人間にはない舜膜(しゅんまく)という、目の内側にあるマブタのような膜によっても守られています。
うさぎを飼っている人なら目の内側の白い膜を見たことがあるんじゃないかな。
うさぎも「まばたき」が少なくなると、目ヤニが多くなるようです。
これは、人間にも目ヤニが溜まるのと同じですね。
私もうさぎの目をじーーーっと見ていますがなかなか「まばたき」をしません(笑)
機能的に「まばたき」をしなくても目が乾燥しにくいうさぎの目はスゴイと思っています。
他にもうさぎのほうが人間より優れているのでは、ってことはいろいろあります。
それらはまた今度。
うさぎの「まばたき」それはなかなか見られないこと。
ということは見られたらなにか「良いこと」が起きるかもしれませんよ♪
今回はうさぎの「まばたき」のお話しでした。
それでは、またー。。。