石川です。
今回はみなさんからの質問に答えていきます。
◆床について (前蛹)2010-10-23 20:08:25
石川先生、皆さま、こんにちは
床の滑りについて、質問させて下さい
私は、ラテン中心、もうすぐ半年の初心者です
家では、フローリングの床でダンスシューズを履いて練習していますが、
ワックスがけもなんの手入れもしていないので、床の滑りはかなり悪いです
で、お教室にいくと、つるつるに感じ、そうでなくてもよたよたしているのに、もう酔っ払いのように・・・（笑）
これではいけない！と、靴の裏に100均ショップで売っていたフェルト（椅子等の足裏に付けて、床傷防止するもの）を張ってみました
すべります！！ つるつる～ （笑）
で、質問なのですが、
1：床が滑ってよたよたするのは、
バランスが悪いからでしょうか？
バランスがよければ、どんなに滑ろうが関係なくなるのでしょうか？
2：あまりつるつるにすると、
足首に負担がかかる等、弊害がありますか？
あほな質問、すいません・・・
よろしくお願いいたします
■私の回答
１の滑ってヨタヨタの原因ですが、いくつか考えられます。
（実際は滑るからヨトヨタなのか、ヨタヨタだから滑るのか？）
まず、姿勢が良くない。
結果バランスが悪くなりフラフラする。
それ以外にも、もともと床が滑り過ぎる場合、
ダンスシューズが古くなっているなど…
とりあえず立ち方に気を付けましょう。
コンニャクをテーブルに立てることをイメージしてください。
グニャグニャなものは重心が移動してしまうので立たせにくいのです。
身体を引き上げ緊張感を持ってピシッと立つこと、これでバランスは良くなるはず。
あとは体重移動の仕方の問題。
足の上に身体を乗せるのではなく、身体の下に足を置くようなイメージで。
そのためには膝の曲げ伸ばしも大切になってきます。
曲げ伸ばしによってウエイトが上から下に入っていきます。
氷の上を歩く時に膝の伸ばしたまま歩く人はいません。
体重移動が水平に近くなればなるほど滑りやすくなります。
上から真下にウエイトをかければ滑りにくくなる。
これは床の上でも一緒です。
２の足への負担のことですが、これは程度によるでしょう。
極端に滑るとケガのもとですし、全然滑らなくても踊りにくく負担も大きくなる。
これは私の考えですが、テクニックのある人ほど、対応できる床の状態の幅が広い！
けっこう滑る床、ほとんど滑らない床でもちゃんと踊れる。
練習では少し滑るかな？くらいの床で踊っていたほうが上手くなると思います。
その状態で上手く踊れるということは、それだけ体重移動が上手いってことになります。
まとめ：良い姿勢で正しい体重移動を身に付けること。
そうすればどんな床でもちゃんと踊れるようになりますよ。。。
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